誰かが取り忘れた缶コーヒー

自動販売機で冷たい缶コーヒー買いました。100円です。

ガコ~ンと出てきて、取り出そうとすると

ありゃありゃ、なんかもう1個入ってる!

とりあえず自分の分を取り出し、誰かが取り忘れたであろう缶コーヒー

握ると、まだ十分に冷たい、汗もかいていて湿っている

取り忘れてからそう時間も経ってないようだ。

 

さてどうしたものか

何故か、あたりを見渡した。誰もいない様子である。

 

①持って帰る

②放置して帰る

③毒入りかもしれないので、空き缶BOXに捨ててしまう

 

この3パターンが思い浮かんだ。

 

①の持って帰るは、意外に気が引けるのである。

取り忘れた人が、家に戻ってから、ハッと缶コーヒーの事を思い出し、慌てて自販機に戻るも、もう無いのである。その悔しさを思うと気が引けるのである。

あと他人の取り忘れた缶コーヒーほど、美味しいコーヒーはないと感じてしまう人

もしかしたら僕もそうなのかもしれないが

でもやっぱりその缶コーヒーは少しでも後ろめたさあれば、飲んでも美味しく感じない人間でありたいのだ!

 

②放置して帰る。①を踏まえるとこの選択になるのかもしれない。

しかし僕以外の誰かが、この取り忘れた缶コーヒーを発見するだろうし

その人が「他人の取り忘れた缶コーヒーほど美味しいものはないと、ぎゃはは」と

飲まれるのも悔しいので、放置して帰るのも少し怒りが沸いてくるのだ。

かといって①の選択種には、いまさら戻れない。

 

③毒入りかもしれない!

そう毒入り!もし毒入りなら、このあと誰が飲んでしまうと大変な事になるのだ。

まてよ!僕の指紋が付いているではないか!

放置して帰って、毒入り缶コーヒー事件勃発となれば

僕が容疑者となってしまうのだ!

やはり空き缶BOXに捨ててしまうが最良の選択種なのだろうか

 

でも毒入りはちょっと考えすぎかもしれない

ギュッと握ると、漏れ出てくるような穴もないし

どう考えても「誰かが取り忘れた缶コーヒー」99.999%なのである。

 

そして浮上した第④の選択種

これなら持ち帰っても、美味しく他人の缶コーヒーを飲めるであろう案

 

④缶コーヒーは持って帰るが、もう100円を自動販売機に入れて、ボタンを押さずに帰る。

 

これだ!これがいいよ!

そしたら美味しく飲めるよ!

 

すべてが解決したかに思えた。

 

でもよくよく考えたら

その入れた100円でボタン押して、出てきた缶コーヒーを持って帰った場合は

よくよく考えたら、その行為に何か意味が瓦解していないだろうか

もう考えない事にしました。

 

「誰かが取り忘れた缶コーヒー」これほど困った品物は無い

 

それではまたね(^^)/