自動販売機で缶コーラを買おうと、500円玉を入れました。
ちゃり~んと音がせず
なんか、ぶっすっとした感触で
購入ボタンも光らず、見事に詰まってしまったのでありました。
返却レバーをギコギコやるも、まったくダメでして
お~まいご~
詰まってしまったのかよ!
よ~し!追加で100円入れて、押し込めば
ちゃり~んっと、落ちてくのではないかと思い
100円玉入れました。
ぐぐぐぅっとした感触で、またまた見事に詰まりました。
なってこったい、お~まいご~
よくよく考えたら、10円玉でも良かったのです。
なんで100円入れちゃったんだよ
むむむ・・
ならば10円玉入れて、さらに押し込めば
今度こそ、ちゃりちゃりちゃり~っと落ちていくのではと
10円玉を入れました。
先ほどより、いかにも入り難く
ぐぐぐ、ぐ、ぐっと
すでに期待を打ち砕く感触でして
もう完全に詰まりまして
ちょっぴり10円玉の先っちょが見える状態で詰まってます。
お~まいご~
きゃ~610円も入れちゃったよ!
あんまりよろしくないのですが
コインの投入口を、ガンガン叩いてみましたが、まったくダメな感じで
返却レバーをギコギコにやりましたが、やっぱタメでした。
むむむ・・・これはどうしたものかと
自動販売機に貼ってある連絡先の電話番号
携帯電話を持って出ていなかったので、見て記憶しました。
何番何番の何番何番と、忘れないように呟き
呪文を唱えるように呟きながら自宅へ戻りました。
その前に、少し離れたところにある自動販売機に寄って
缶コーラを買いました。
こちらは、ちゃり~んと入り、ガコンっと出てきました。
缶コーラを見つめながら、やっと買えたわと安堵した刹那
これ買うのに710円も消費してるって事なのかよ!きゃ~
なんか、お~まいご~気分が、再び押し寄せ
先ほどまで、覚えていた何番何番の何番何番の連絡先が思い出せず
呪文が呟くことが出来なくなりました。
再び詰まった販売機に向かい呪文を記憶し直し
唱えながら走って帰りました。
自動販売機の連絡先の電話番号をかけると留守番電話でした。
折り返し電話する内容の留守電でして
自分の電話番号を告げ、切りました。
610円も入れた事、信じてくれるのか
それが少し心配です。
では
後日談追記
610円、現金書留で送ってくれることになりました。