お客さんの事務所がマンションの7階にありまして
エレベーターが工事で1週間、止まります。
12階建てのマンションです。
事務所が入ってたりするタイプのマンションですが
ほとんどが住居で使用されているマンションです。
かなりトホホな状態でして
普段、階段なんて上がってっも、駅の階段、程度でしょうか
それを遥かに凌駕する階段量でして
マンションの7階まで階段で、上がるとですね
案外、息切れるというか、丁度7階ぐらいで助かったというか
これ以上は、かなり厳しいんじゃねって、しんどさです。
12階に住んではる人はとか、もう地獄やと思います。
ただ、良い事もあるみたいです。
下りてくる人、上がってくる人、同士が階段のすれ違い間際に
コミニケーションを取られる機会が、この最悪のイベントにより増えまして
普段、隣に誰が住んでるのか無関心な人間関係に変化が生じてます。
はぁはぁ、何階ですか?
10階です!
えー大変ですね。私は5階なので、まだマシですとか
普段、挨拶程度しかしない住人同士の会話が、凄く増えて
荷物をお持ちしましょうか?とか
お年寄りをフォローしたりとか
どこどこの商店街のお店で、お惣菜が安かったよとか
階段のところどころで、体調などを確認したりと
同じ苦しみを味わうもの同士、連帯連携する姿が見てとれるのです。
狭い階段を沢山の人が行き来する中で生まれる
悲喜交々
地獄的な状況なんですが
笑うしかないんでしょうね
皆さん、いい笑顔で、顔が歪んでます。