神戸グルメゲリラ

Nukko Nuko, sometimes gourmet blog

新開地のストリートピアノ「もしもピアノの弾けたなら」そんな短編映画を撮ってみたいです。

新開地と高速神戸を結ぶ地下通路

結構な距離でして、その中間付近にストリートピアノがありまして

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これです

 これなんですが・・・

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 ぽつーんっと、あるんですよ、 ぽつーんっと

とってもピアノさんが寂しげに佇んでまして

この地下通路、人の往来も少なく、この場所も人が集まり易い特別の何かがある訳でもなく、まわりはガランと何もなくて、このストリートピアノだけが、ぽつんと置かれてます。

「ご自由にお弾き下さい。」と書かれたパネル

弾く前にアルコールが置かれてるので手を消毒してからとの事らしいです。

もうですね。半径50mに人が、まったく居ないタイミングが、下手したら数分間あるのではないかと思えるぐらい人の通りが無い地下通路

このピアノさんが、とっても寂しげな雰囲気を醸し出していまして、この地下通路自体もそんな雰囲気の場所ですから、よりピアノさんの佇まいが、本当に何か訴えかけてくるほど、寂しげな感じでして、そしたらなんか囁きを感じるんですよ!

「そんな私の気持ちに気が付いてくれたあなた!」

「行かないで!どうか弾いて下さい!寂しいです!」

「お願いします!」

こんな囁きが・・・聞こえるというか感じてしまったのである。

 

僕にはピアノを弾けるスキルがない。

ピアノさんと心の中で会話してるかのような感じでして

ごめんよ!僕はピアノが弾けないんだよ!ピアノさん、許して

 

ピアノさん、コンタクトできる人間が久しぶりだったんでしょうね

必死さが感じられます

「いいのいいの!鍵盤に触れるだけでもいいから!」

てな感じで、去ろうする僕の後ろ髪を引く想いといいましょうか

いかないでーって感じでして

そうこうしてるうちに

おじさんがやって来て、休憩で横のペンチに座りスマホいじり出しました。

 

もうこれで、絶対に弾けません。

先ほどまでは、まったくの無人でしたが、もう駄目です。

ドレミファのドの鍵盤がどこかも解らんのですよ

この知らないおじさんが、もしめちゃくちゃ注目してきて

何を弾くのやと期待でも、されようものなら

その結末というか、ラストシーンが、すぐさま浮かび

ピアノさんとのコンタクトが、その瞬間、消え失せました。

 

「もしもピアノの弾けたなら」

そんな唄がありまして、歌詞もこのシチュエーションに近い内容でしょうか

オリジナルの歌詞では

「だけど~♪ 僕にはピアノが無い~♪ 君に聴かせる腕も無い♪」

ピアノはあるのですよ!ピアノは!

もしも、ピアノが弾けたならではなくて

もしも、このおじさんが、やってこなければ

僕は勇気を出して、ドの鍵盤どこや?ここか!ここか!って弾いてたかもしれません。

そして想いが成就したピアノさんの精霊が舞い降り

そして僕に乗り移り、見事な鍵盤さばきで奇跡の演奏を行う

地下通路の両端の新開地と高速神戸の改札まで響き渡るあのメロデー♪

吸い寄せられるように人々が集まりだして、そして歌いだす!

演奏が終わり、はっと!我に返った僕

ピアノの黒い鏡面体に薄っすらピアノの精霊さんらしき姿が写りこんでいて

嬉しそうにこちらを見つめている

もしもピアノの弾けたなら

そんな妄想短編映画を撮りたいです。

では